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2010年6月17日 (木)

「斐太・歴史の里」初夏Ⅱ

「斐太歴史の里」では前記事のササユリの他にも、色々な里山植物の花が咲いています

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一面カタクリが咲いていた コナラの下には、ハナニガナ(キク科ニガナ属)がその席を取って代わりました。そして白い花がシロバナニガナです。

ハナニガナの白い色のものをシロバナニガナと呼び、ニガナの白いものをシロニガナと言うのだそうです。で、シロバナニガナとニガナの違いは舌状花の数の違いで、シロバナニガナとハナニガナは7~11枚、ニガナとシロニガナは5、6枚とのこと。ああ・・・ややこしい

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シロバナニガナも数は少ないですが所々に。

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トキワハゼ(ゴマノハグサ科サギゴケ属)、ムラサキサギゴケに似ていますが、下唇の色がトキワハゼは白色で、わずかに紫色を帯びる。

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参考までに去年5月に撮ったムラサキサギゴケです、違いがわかる?かな~。

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デワノタツナミソウ( シソ科 タツナミソウ属 )デワは出羽の国(山形県、秋田県辺り)のことで、 近畿以北の主に日本海側に分布しているらしい。ここでは管理棟近くの一角に見られましたが、ロココの生家辺りでは群生が見られる。

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ヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属)、その辺の山に普通に見られます。斐太・歴史の里でもあちこちにたくさん咲いています。この花が生食出来る(少し甘い)事を知っている方は、ロココと同世代以上かな・・・

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イワガラミ(ユキノシタ科アジサイ属)、遠目にはツルアジサイ(装飾花は4枚)と見分けが付かないが、装飾花の花弁が1枚なので、花を見れば簡単に見分けが付く。鮫ヶ尾城跡の西側にたくさんあります。

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「斐太・歴史の里」 にはまだまだ沢山の里山植物があります。今頃はクルマバハグマ(キク科コウヤボウキ属)の地味~な花がたくさん咲いているかも・・・。

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野の花・山の花」カテゴリの記事

コメント

りんさんへ

海があって山があって・・・そんな恵まれた自然の中で生活しているりんさんにとって、今の環境が無くてはならないものなんでしょうね。

/今晩は。綺麗な花たちですね。自然がないと生きてけない私です。家がこの場所でよかったですーー。

やまぶどうさんへ

きょうは雨こそ降りませんでしたが、とにかく蒸し暑い、イライラするほどじっとりしています。
梅雨明けが待ち遠しいけれど、それは其れでもっと暑くなりそうだし・・・フウ~日本の夏はいやですねぇ。
標高1000m辺りに行きたいですね。

お早うございます。
こちらで標高1,000m辺りで見るタツナミソウは、花がもっと縦に並んでいて大波タイプです。いろいろ見比べると面白いですね。
今日は急遽休みになったのに霧雨です。山間部はいつもこうだから辛い・・。どこに行こうか迷っています。

すいちゃんへ

いや~そんなに買い被らないでくださいな
ロココ程度の知識じゃ・・・まだまだです。
花は元々好きだったんですが、樹の名前を覚え始めたのは40才を過ぎてから、仕事の影響を受けたためです。
3年ほど前までは測量屋でした、測量会社の仕事の一つに「立竹木調査」って言うのがあるんですよ。
現場でわからない木が出てくると、枝を持ち帰って図鑑で調べるんですよ、これが面白くてはまっちゃいました。

ポージィさんへ

ハナニガナは写真よりもっと広い群生になっています。
一つ一つは小さな花ですが、群れ咲くと圧巻です。
なぜか「一面の菜の花~」って言う歌を思い出します。
イワガラミはまだ咲き始めたばかりですが、写真のものは枯れた大きな木に巻き付いて、木が生き返ったようでした。

イソップさんへ

イソップさんにとって東京スカイツリーが、当たり前の風景になりつつあるように、ロココにとっては野草があるのが当たり前。と言うかほとんど其れしかないんですもの~
どんな野草も名前がわかると、ウォーキングも花を見ながら楽しいひとときになります。

♪ この木なんの木 気になる木 ♪
♪ この花なんの花 気になる花 ♪
ロココ植物博士に聞けば、すべて問題解決。
本当に山野草も含めて、ロココさんは植物に詳しいですね。
どうやってそんなに詳しいんですか。尊敬。

kaboさんへ

写真をじっくり撮りたかったので1人で行きました。
アハハ・・・今更名前を書かなくても・・・って思ったんですが、当番のおばちゃんがゼヒにって
このおばちゃん、商売上手で、つい唐辛子ジャム「ホットルビー」を買ってしまいました。美味しくてクセになりそうです。
花の名前ね~、ロココも中々覚えられないんですよ
今回の観察会で新しく覚えたのは、クルマバハグマ、トキワハゼの二つでした。

可愛くてすてきな花が入れ替わり立ち代り咲き続けてますね。
え、この3枚目のお写真の黄色が全部ハナニガナなんですか?
そしてトキワハゼもムラサキサギゴケもこんなにたくさん群れ咲いて。
こんな光景は見たことありません。うちの近所で見かけるのは
ちょろちょろっとずつばかりです。

イワガラミは写真でしか見たことがありませんが、野趣いっぱいですね。

おはようございます。
いいなー、どこへ行っても野草の宝庫、しかもみんな珍しいものばかり。
普段見慣れていると感じないかもしれませんが、東京では見られないものばかりです。
写真もバッチリ決まって、みんな良く分かります。

斐太歴史の里にようこそ~

今日当番で、ノートを見たらロココさんのお名前が~
コメントが遅くなってしまいました

花の名前はロココさんに聴くのが一番ですね
いくら聴いても覚えられない花音痴なのでどうしたものかと困ってます・・・

先日の観察会でご一緒できて、良かったです
色々勉強になりました、
次の日にはガイドがあったので早速役にたちましたよ~

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