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2009年4月19日 (日)

「斐太歴史の里」探訪

今、NHKの大河ドラマ「天地人」を見ながらこの記事を作成中です。市主催の「斐太歴史の里探訪」<植物コース>に参加してきました。(斐太歴史の里は上杉景虎が自刃した鮫ヶ尾城がある所です。)早春から春にかけての里山を満喫してきました、ロココにとってとても有意義な勉強会でした。

教育長の濁川先生外数名の先生方が、野草や樹木の解説及び写真の撮り方の手ほどきをして下さいました。(その割にロココの写真のできは・・・

Photo

まずはセンボンヤリ(キク科)から、小さな小さな花です、カタクリと比べてみて下さい。

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ジュウニヒトエ(十二単)シソ科 アジュガ属(キランソウ属)日本在来の野生種、お庭で咲いているアジュガは西洋ジュウニヒトエだそうです。上:紫、下:白

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02_2オオイワカガミイワウメ科イワカガミ属が見頃でした、本州中部日本海側特有種。写真は解りづらいかもしれません(拡大してみて)が、一面ピンクの花でした。この種には他にイワカガミ、そして高山に咲くコイワカガミがありますね。

追記訂正:イワカガミの種類について、その後イワカガミ、コイワカガミ、オオイワカガミと主に岩場に見られやすい、鋸歯の少ないヒメイワカガミ、ヤマイワカガミの5種があるとわかりました。

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残念ながらカタクリの花を見るには遅すぎましたが、その代わり先生方が一生懸命探して下さった“カタクリの成長過程” 1年目の見本はロココが見つけちゃいました(エッヘン・・・て言う程の事はない)。カタクリは種からと7年目以降は球根からも増えるそうです。

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最後は芽吹きの里山風景3連発

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昨日の記事でも書いたと思いますが・・・芽吹きの季節の樹からは元気がもらえます。「さあ、明日からも頑張るぞ~」(何を?・・・もちろん生きる事全部で~す

Photo_8ここで妙高市の野草大好きさんに朗報です。

ロココの手元に左に写真の本があります、ずいぶん使い込んだ愛読書?で、今日も持っていきました。これは発行が1984年(25年前)の非売品で、今回案内して下さった濁川先生も編集委員のお一人でした。実を言うとロココはずいぶん前からこの本の再発行を切望していましたが、この度先生からもっとパワーアップした本が、2、3年後くらいに発行され、一般にも販売されると聞きました。

ここからはロココの覚え書きです、無視して下さい。

① クロモジについて:妙高のクロモジはオオバクロモジである。北海道、東北、関東北部、北陸地方の日本海側に分布する。

② ミズナラの寿命は240~250年(一説では500年くらい)、コナラの寿命は5,60年(同、80年)で、標高が高くなるほどミズナラが多くなる。

③ 妙高のマンサクはマルバマンサクである。雪の下になっても絶対に折れない弾力性がある。

④ 妙高市のコブシはキタコブシ(高木)とタムシバ(低木・直径15㎝くらいになると枯れてくる)の2種。

⑤ ショウジョウバカマの葉は土に触ると、葉の先端に根が出てそこに芽が出て増える。

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心に残る風景」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
春の里山は、写真から伝わってくる空気もなんとなく違いますね。
爽やかでしかもパワフル。エネルギーがもらえる感じ。
ロココさんはちゃんと勉強されていて、えらいです。
だらだら暮らしているminigarden、少しは見習わなければ!
センボンヤリが可愛いです。
カタクリの成長、よくわかりました~!!大変な植物なんですね!!

しょういちくんへ

春は一年で一番美しく、生きている喜びを感じさせてくれる季節ですね。
妙高の桜は八重桜が見頃です。
26日(日)に八重桜ロードのウォーキングがあるのですが・・・ロココは山菜採りに行く予定です。身が二つ欲しいこの頃。
大阪は冬から夏ですか?妙高でも3月に夏日がありましたねぇ・・・いったいどうなっているんでしょう?この地球。

吾亦紅さんへ

ここ「斐太歴史の里」は縄文遺跡がたくさん出土する所でもあります。
でもロココは歴史が苦手で・・・植物コースに参加してきました。
カタクリは早春の可憐な花ですが、山菜でもあります、昔は貴重な食料でした。今はあまり食べなくなりましたねぇ(正直、あんまり美味しくない
早春の里山は本当に大好き

kaboさんへ

本当にお会い出来ず残念でした
世詩絵さんも腰痛で不参加になり・・・

例の本ですが、先日の「議会だより」に「植物図鑑」として、今冬あたりに発行予定と書かれていましたね。どんな物になるのか待ち遠しいです。

やまぶどうさんへ

「天地人」2回もですか・・・我が家も全員すっかりはまっています、地元に関係あるので尚更です。

一般にあまり知られてない所(秘密の?)に密かに咲いているヒメイワカガミ、ワクワクしますね。

散歩のついでにゼンマイ採り 羨ましい。
今日友達からほりたての孟宗の筍が届きました、今茹でています。明日は煮物と筍ご飯かな?春は美味しい物がいっぱいです。

こんにちは、、
妙高も春が来て春本番のようですね、、
探索にウオーキング、、ロココさんの季節ではないかと思っています、
未だ其方では桜は咲いて居るのでしょうか!!
久し振りに残雪の綺麗な妙高山も拝見しました。
今年は此方は冬から夏が来た様です。

世詩絵さんへ

本当に残念でしたねぇ
野草の本の発行情報はkaboさんの方が早いかも知れませんね。
今度は「妙高市の山野草」??になるかもね

こんばんは~~
上杉影虎の最後の地へウォキングなんて
うらやましい限りです、先週のドラマは
華姫が哀れでしたね~~戦国時代とはいえ
この時代の女の哀れを感じました~~
カタクリは7年もかけて花を咲かせるのですね
自然のちからを感じます、芽吹きの里山の風景
本当に深呼吸したくなります・・・

最高のお天気でよかったですね
午前中参加できなかったのでロココさんに会えず残念でした
先日一人で登った時に色々な花を見つけましたが
花の名前が分からず困りました
野草の本が出たら絶対に買いです!
多分管理棟でも販売すると思いますよ

今晩は。
私も今日は天地人を2回も見てしまいました。
BSで18時から、地デジで20時からです。
先週の妙高山や今日の雪割草・・新潟は一昨年の山梨のように賑やかかな?ますます面白くなって見逃さないようにしています。
オオイワカガミが生えているんですね。我が家の近くの愛鷹山「越前岳」にもピンクのヒメイワカガミの群落があります。昨年の5月中旬に、ブログ友に聞いて行ってきました。撮影するのも恐いような絶壁にあるため、絶えることなく群落を保っているのだと思います。
一般登山道からでは見えないため、存在を知っている人は少ないようです。
ところで、私もゼンマイを採ってきましたよ。
鶏達を飼っている山林に沢山生えているので、毎朝萌の散歩の度に採って来ます。成長が早く少し置くと葉が開いてしまいます。
本当に楽しい季節ですね。

早速読ませていただきました。

ああっ、やっぱり行きたかったよー!
無理しても、行くべきだったかと後悔しきり!
お天気も良かったし、ロココさんの記事だけでも、
得るところが沢山有って、すごく残念に思っています。

その“新井・頚南の野草”という本が再発行したら、
速攻買います。(発売情報入ったら教えてください)
二三年も後なんてまちどおしいなぁ~!

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