今、NHKの大河ドラマ「天地人」を見ながらこの記事を作成中です。市主催の「斐太歴史の里探訪」<植物コース>に参加してきました。(斐太歴史の里は上杉景虎が自刃した鮫ヶ尾城がある所です。)早春から春にかけての里山を満喫してきました、ロココにとってとても有意義な勉強会でした。
↓教育長の濁川先生外数名の先生方が、野草や樹木の解説及び写真の撮り方の手ほどきをして下さいました。(その割にロココの写真のできは・・・
)

↓まずはセンボンヤリ(キク科)から、小さな小さな花です、カタクリと比べてみて下さい。


↓ジュウニヒトエ(十二単):シソ科 アジュガ属(キランソウ属)日本在来の野生種、お庭で咲いているアジュガは西洋ジュウニヒトエだそうです。上:紫、下:白

←オオイワカガミ:イワウメ科イワカガミ属が見頃でした、本州中部日本海側特有種。写真は解りづらいかもしれません(拡大してみて
)が、一面ピンクの花でした。この種には他にイワカガミ、そして高山に咲くコイワカガミがありますね。
追記訂正:イワカガミの種類について、その後イワカガミ、コイワカガミ、オオイワカガミと主に岩場に見られやすい、鋸歯の少ないヒメイワカガミ、ヤマイワカガミの5種があるとわかりました。

↓残念ながらカタクリの花を見るには遅すぎましたが、その代わり先生方が一生懸命探して下さった“カタクリの成長過程” 1年目の見本はロココが見つけちゃいました(エッヘン・・・て言う程の事はない
)。カタクリは種からと7年目以降は球根からも増えるそうです。

↓最後は芽吹きの里山風景3連発



昨日の記事でも書いたと思いますが・・・芽吹きの季節の樹からは元気がもらえます。「さあ、明日からも頑張るぞ~」(何を?・・・もちろん生きる事全部
で~す
)
ここで妙高市の野草大好きさんに朗報です。
ロココの手元に左に写真の本があります、ずいぶん使い込んだ愛読書?で、今日も持っていきました。これは発行が1984年(25年前)の非売品で、今回案内して下さった濁川先生も編集委員のお一人でした。実を言うとロココはずいぶん前からこの本の再発行を切望していましたが、この度先生からもっとパワーアップした本が、2、3年後くらいに発行され、一般にも販売されると聞きました。
ここからはロココの覚え書きです、無視して下さい。
① クロモジについて:妙高のクロモジはオオバクロモジである。北海道、東北、関東北部、北陸地方の日本海側に分布する。
② ミズナラの寿命は240~250年(一説では500年くらい)、コナラの寿命は5,60年(同、80年)で、標高が高くなるほどミズナラが多くなる。
③ 妙高のマンサクはマルバマンサクである。雪の下になっても絶対に折れない弾力性がある。
④ 妙高市のコブシはキタコブシ(高木)とタムシバ(低木・直径15㎝くらいになると枯れてくる)の2種。
⑤ ショウジョウバカマの葉は土に触ると、葉の先端に根が出てそこに芽が出て増える。
最近のコメント